こんにちはRickです。
いきなりですが、あなたは自己肯定できていますか?
「そんなこと言われても…」
「考えたこともなかった」
「はっきり言ってできてないです!」
色々な答えがあると思いますが、
実は日本人の自己肯定感は、先進国の中で最低水準なんです。
若い人に限ると、50%を下回っています。
自分を肯定できない=心が簡単に折れてしまう、という人が多いのです。
「周りと同じようにしなさい」「親の言うことを聞きなさい」
と幼い頃から自己抑圧させられながら教育されるのが原因の1つと言われています。
ということは…裏を返せば、自己肯定できると他の人と差がつくチャンスと捉えることができます!
これから一緒に自己肯定感とは何か?を見ていきましょう!
最後にはワークもあるのでぜひ最後まで読んでくださいね。
自己肯定と自尊心の違い
そもそも、自己肯定感とは何でしょうか?
自尊心とは少し違います。
例えば、社会的に成功している、収入が多いなどの「周りと比較することで手に入る優越感」から出てくるのが自尊心です。
逆に、「自分を認める、存在価値を肯定できる心」が自己肯定感です。
自尊心は無くなってしまう、失ってしまう可能性はありますが、自己肯定感はそうそうなくなることはありません。
では、自己肯定感があるとどうなるのでしょうか?
自己肯定感があると、不安という感情に苦しめられずに済みます。
メンタル的にも強くなり、人間関係などで悩むこともなくなります。
自分のことを好きになる、愛することができるようにもなります。
ここで、勘違いしてしまいそうになるのですが、
自己肯定=今のままで良い=成長しなくても良い、と思ってしまうことです。
これは、ある意味間違いではないのです。
なぜなら、「今の自分ではダメ。もっとこうするべきだ!」と考えてしまう人ほど、自分を否定してしまい自己肯定感を上げることが難しくなるからです。
でも、逆に、成長しなくて良いと開き直るのは違いますよね。
できる自分、できない自分それぞれを肯定しながら前に進んでいくことで自己肯定感をグングン上げていくことができます。
自己肯定感と万能感は似てるようで違う
1つ注意して欲しいのが、
自己肯定感とめちゃくちゃ似ている感覚に万能感というものがありますが、これは全然違います。
万能感=自分ってスゴイ!、自分ってデキる!、みたいな感覚です。
自分を認めて、自己承認していますが、自己肯定感と違う所は、ありのままの自分が見えているかどうかです。
できている部分とできていない部分、全てを受け入れられるのが自己肯定感です。
万能感は、できている部分にだけスポットライトが当たっています。
自信をつけるという点においては、万能感は大事ですが、あくまで一時的な応急処置のようなものです。
自己肯定感は、自分の欠点や嫌いな部分、長所や好きな部分、自分の全てをフラットに見て、自分を承認するということです。
この2つの違いはしっかりと把握しておいてくださいね。
自分を大切に!
もう1つ知っておいて欲しいのが、自慈心(じじしん)です。
これは、僕が仏教を学んだ時に知ったものですが、
文字通り、自分を慈しむ心、ということです。
自分も他者も愛し、円満になるというものです。
この自慈心は自己肯定感とほぼ同じです。
自慈心 = 自己肯定感 ≠ 万能感
といった感じでしょうか。
自慈心が高いと自己肯定感も高くなります。
自己犠牲の精神で、他人に尽くしすぎてしまう人が多いですが、自慈心に注目してみると良いと思います。
自慈心は自分を大切にできないと他人も大切にできないという考え方です。
他人に尽くす前に、まず自分を大切にすることで、自分の軸を保つことができます。
ワーク
ではここで、実際に自己肯定感アップにつながる「自慈心を養うワーク」をやってみませんか?
「えー!?」
「難しそう」
と思われたかもしれませんが、簡単なので、やってみましょう!
家族や友人があなたが今悩んでいる事と同じ悩みを抱えているとします。
(例:職場の人間関係がうまくいかない、パートナーと喧嘩した、など)
あなたなら、その家族や友人にどんな言葉をかけてあげますか?
声に出しても、心の中で言っても、紙に書いても構いません。
できましたか?
その言葉は今悩んでいる自分への慈しみになります。
ぜひ自己肯定感アップに繋げてください!
もしかすると、今回のコラムをシリーズ化するかもしれないので、楽しみに待っててください!
次回に続く…かも?
Writer: Rick
ピンバック: 【ワークあり】他人の悪いところばかり見ていると深みにハマります… | IGNITION AGENT イグニッション・エージェント