職場での人間関係をシミュレーションしてみよう!

今回は「職場での人間関係について」一緒に考えてみましょう。

ということで…

今から、あなたにはストーリーの主役になってもらいます!

 

これから読んでいただくストーリーの中に、

プライベートの話題を延々と愚痴り続ける同僚がいます。

今回はこの同僚の扱い方について、

あなたがその立場に立ったつもりで、どうするか?を考えてみましょう。

 

Aがあなた(主人公)でBが愚痴を言う同僚です。

それでは自分がAの立場ならどうするか?を念頭に置いてシミュレーションしてみましょう。

ストーリー:私生活の愚痴が多い同僚

Aはある仕事で、Bという男性と組んでいます。

AとBは同世代ですが、経歴は全く違います。

Aは大学で学位を取得後、パートナーと暮らしています。

Bは高校時代のパートナーと婚約中で、2人の間には子どもがいて、最近家を購入したばかりです。

問題は、Bがパートナーを嫌っているということです。

Bの話は常にパートナーの悪口です。

「パートナーは何もできないから、何でも僕がやっているんだ。
洗濯も料理も掃除もまともにできずに散らかし放題だし。
育児もしっかりとできないから、子どもは親の言うことを聞かない…。
裏口が開けっ放しの時は『ペットが逃げても知らないぞ!』と怒鳴ったんだ。」

AがBと仕事をするようになり約半年経ちますが、

Bの口からパートナーの名前を聞いたことは一度もありません。

Aは偉そうなことをBに言うつもりはありません。

未就児がいると大変なことはわかっています。

Bもこんな生活になるとは思っていなかったはずです。

でも、Aは不仲の両親の元で育っているので、Bの子どもが可哀想に思っています

Aの両親は互いに憎みあっていました。

ただ、結婚生活を続けなければという思い込みから一緒に暮らしていました。

Bも状況は大体同じです。

Bから聞く話の多くは、Bから見れば腹が立って当然かもしれませんが、

AにはBが酷いことを言っているように思えます

Aは、「自分も料理する時は散らかしちゃうよ。」とか、

「話を聞かないのは、小さい子どもならそうだと思うよ。」

などと言って、Bの話に反論をしていました。

でも、Bは毎回、パートナーがいかに無能か?ということに話を戻します

「ずいぶん酷いね。パートナーとの結婚をやめようと思ったことは無い?」

とは言えませんが、Bの話を聞くのはもううんざりです。

Bはまともなことを言っているつもりでしょうが、Aの神経に障ります。

 

一体Aはどうしたらいいのでしょうか?

では、あなたがAの立場ならどうするか考えてみてください。

考え終えたら、下にある解決法を一緒に見ていきましょう。

 

解決法の一例

ここからは解決に向けての例を3つほど紹介します。

あくまで一例で、これが正解!というものはありません。

あなたが考えた事と一致したのか?それとも違ったのか?

一緒に見ていきましょう!

1. 線を引く

できるだけ早くBとの間に境界線を引きましょう。

BはAを感情のはけ口にしています。

それは無神経で自己中心的な行動です。

Aに不快感とストレスを与えています。

Bが相談やカウンセリングを必要としているなら、それを受けるべきであって、

私生活の愚痴をAという同僚に聞いてもらおうとするのはズレていますね。

もう1つ、BはAに対して個人的な関心をまったく持っていない可能性が高いです。

「パートナーと違って、Aは僕のことをわかってくれる。」と、

Bが言ってくれるかも…と期待することはやめましょう。

2. 話題を変える

無理にBと対立する必要はありません。

Bが名前を明かさないパートナーの話をする度に、話題を変えましょう

先にいろいろな話題を考えておくと効果的です。

仕事の話がベストですが、最近夢中になっている話でも良いでしょう。

会話の流れ的に、かなり唐突な感じがしても、動じずに気にせず話題を変えてみてください

もしくは、今片づけないとダメな仕事があると言い、話しを打ち切りましょう。

Bの生活の愚痴には興味を示さないようにすることが大事です。

でも、Bは察しが悪いタイプの可能性も…。

その場合、「君のパートナーの話以外のことを聞いてもいい?その話を聞いていると気が重くなるんだ…」

とキッパリと言いましょう。

察しが悪い人にはストレートに言った方が効果的です。

「君の話を聞いていると、両親がいつも不仲だったことを思い出してしまう」

などと付け加えてもいいですが、この場合は注意してください。

余計な方に話が複雑化する危険があります

同僚とは友達になるべきだ!と、あまり思いすぎないようにしましょう。

3. 冷淡になる/割り切る

「冷淡な振る舞いを勧めるの?」「相手に少し失礼では?」と思うかもしれませんが…。

同僚というだけで、

約半年しか知らない人のプライベートのいざこざに関わる必要はありませんし、

その事に心を痛める必要もありません

AがBの聞き役になり、Bの問題を心配する。

というパターンから、徐々に抜け出しましょう。

最後にはきっぱりと抜け出すイメージでいきましょう。

 

あくまで解決法の一例で、これが絶対に正しいと言うものではありません。

今回のストーリーと似たような状況にある方は、参考程度にしてくださいね。

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

このコラムを読んだあなたが少しでも良い方向に進むことを願っています。

そして、応援しています!

また、あなたの周りにいる人に、このIAマガジンを紹介してもらえると嬉しいです。

では、また次回お会いしましょう!

 

Writer: Rick

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