〜この意識が業績を伸ばす〜
目次
結果が出る時とでない時
仕事をしていると、結果がでる時とでない時があるものです。
私は過去に何度も直面してきました。
結果のでない時は必ず自分を客観視します。
それは、「何かが抜けている」からです。
その何かとは「３つの潤い」という視点から見ます。
以前、私はある人から仕事の鉄則を教わりました。
その内容は「３つの潤いを意識しているか？」というものです。
結果がでない時の私は、目先のことに囚われて必ずこの概念が抜けています。
この概念に立ち戻ると、たちまち結果に結びついてきます。
ついつい忘れがちな「３つの潤い」を常に意識の念頭に置いておく事を自分に言い聞かせています。
３つの潤いとは
結果が出ない時は、どうしたら結果が出るのか？と考えます。
それこそ、あの手この手です。
ここで「１つ目の潤い」を忘れてしまっている自分がいます。
自分が提供するものにどれだけ自信があろうと、相手に「欲しい」と思ってもらえるものでなくてはなりません。
いくら自分が「これはいい！」と思っても、相手が欲しくなければ当然売ることはできません。
これは「いいものを作った」という自己満足に過ぎず、むしろ自分本位になっている考え方です。
大切なことは相手が欲しいかどうかなのです。
相手に欲しいと思ってもらえるものとは、相手が「価値」を感じるということです。
自分がいいと思ったものを提供するのではなく、相手が価値を感じるものを提供すべきなのです。
相手が欲しいと思うもの、価値を提供することで、「相手が潤う」のです。
一見当たり前のことに聞こえますが、「売れるものを作ろう」と思うと、
決まって「自分がいいと思うもの」を作り始めてしまいます。
ここには最も注意が必要です。
１つ目の潤い「相手が潤う」です。
２つ目の潤い
私は何度か飲食店の立ち上げに関わりました。
お店を立ち上げると、そのお店を気にいって常連になる人達がでてきます。
その常連さん達にとっては、とても楽しい場所であったり、落ち着ける空間であったり、なくてはならない安心の場所となります。
これが２つ目の「周囲・社会が潤う」ということです。
お店を出したいという方が無事、出店できました。
これが１つ目の「相手が潤う」です。
そのお店を必要とする人達が現れました。
これが２つ目の「周囲・社会が潤う」です。
３つ目の潤い
上記の２つが潤うことで最後の潤いがやってきます。
それは３つ目の「自分が潤う」です。
これが絶対的な順番なのです。
私は「売り上げを上げなければ」と追い込まれている時は、必ず１つ目か２つ目が抜けています。
１つ目の「相手が潤う」のも、その先に「周囲・社会」が潤わず、相手だけが潤っていたのでは、売り上げ次に繋がっていかないのです。
「３つの潤い」は「３つの繋がり」
この「３つの潤い」は、全て「繋がり」です。
「相手が潤う」ことで「周囲・社会が潤う」その結果「自分（企業）が潤う」
この繋がりをいかに意識していくかが最も大切です。
○金額が高すぎて、相手にそれほどの価値を与えない場合、自分は潤ったように思えますが、相手が潤っていません。
○金額が安すぎて、相手が潤っても自分は潤っていません。
○相手と自分が潤っても周囲・社会が潤っていかないと次に繋がりません。
これをやってしまうと、あっという間に結果がでなくなっていきます。
理由は「繋がっていないから」です。
全てにおいて、循環が必要です。
空気、水、お金、人…全て循環していることで成り立っているのです。
これの循環を社会・経済に置き換えると「３つの繋がり」です。
この「繋がり」を念頭に事業計画、行動計画を立てていくと、たちまち生産的なものとなっていきます。
繋がりを発展させていくが、あなた自身の結果を次から次と生み出していくのです。
「３つの繋がり」を意識したマインド・行動をとることがあなた自身に最高の結果と成長を与えるものとなります。