こんにちは、Rickです。
今週はものすごく寒いですね!
風邪など体調を悪くしていませんか?
実は僕、風邪気味で頭フラフラしながらこのコラムを書いています!(汗)
…今月も残りわずかですが最後まで頑張っていきましょうね!
では、僕のコラムではおなじみ…あなたにいきなり質問します!(笑)
「価値観とは何ですか?」
と聞かれたら何と答えますか?
…ちょっと考えてみてください。
どうですか?自分なりの答えが出ましたか?
正解・不正解はないので、安心してそのまま読んでくださいね。
じゃあ、答えを言います。
ズバリ、価値観とは…
「その人に価値を与えているもの」
です。(そのままじゃん!www)
人間は、価値を与えているもの(心理的・物理的問わず)全てに対して様々な感情を発生させています。
今回は、そんな「価値観とは?」という話で進めていきます。
人間は、「それが何なのか?どういったもの(存在)なのか?」が分かることによって、それに対して価値観をつけます。
分かりやすく言うと、
日本ではじめてiPhone3Gが発売された時は、一般的には価値はつけられていない状態です。
スマートフォンという言葉自体もなかった時代、そもそもの情報がほとんどないので、IPhone3Gに対して価値をつける判断基準は自分の中にはありません。
iPhone3Gに価値をつけていないので、周りが持っていても、持っていなくても気にはなりませんよね。
というか、周りが持っているかさえも気づけない状態だと思います。
ですがその後、iPhone4やAndroidのスマートフォンが流行りだすと、メディアや周りの人からスマートフォンの話が入ってくるようになります。
この時点では、あなたの中でまだ価値観はついていません。
あなたがiPhoneを気にした時点で、はじめて価値観がついた状態に変化します。
後は、入ってきた情報が自分の感情を刺激するレベルによってiPhoneに対する価値観が変化していきます。
そして、あなたの中でiPhoneの価値観がMAXになった時、購入するという行動に移ります。
そこではじめて実際にiPhoneに触れ、真の価値観が生まれるのですが、
購入する前に入ってきた情報で、あなたはすでに「iPhoneはこういうものだ」
という架空のiPhoneを作り上げています。
最初にそのiPhoneを使った時に、事前に想像していた架空のiPhoneと同じなら、
あなたは難なく使いこなせて、買ったことに満足します。
でも、イメージしていた架空のiPhoneと全く違ったiPhoneだった場合はどうなるでしょうか?
iPhoneは「使いにくい」「使いこなせない」「何の目的で使うのかわからない」
となります。
もう1つ分かりやすい例を…
偶然に仲良くなったAさん。
初対面だったので、Aさんの情報は全くなく、第一印象にはあなたが前提とする価値観が存在しません。
なので、今まであなたが生きてきた中にある情報・知識・記憶などによってAさんに対する価値観を決めます。
Aさんと仲良くなったことをBさんに話すと、BさんもAさんを知っており、
BさんがAさんに対して持っている価値観をあなたにも教えてくれます。
この時、あなたとBさんの価値観が同じなら、共感することになるので、Aさんに対する価値観は変わりません。
ですが、Bさんと価値観が違うなら、あなたはAさんの事が分からなくなったり、今後の付き合い方に悩んだりします。
価値観が変化している状態ですね。
Aさんのことについて悩んでいるのですが、結局、価値観を決める材料がないので、
悩みながらAさんと接し、価値観をつけるまで悩み続けます。
そして、価値観をつけた時、Aさんとどのように接するかが決まります。
また、Aさんとトラブルになり、今まで見た事がないAさんの一面を見た時は、あなたの価値観がさらに変化し、悩むことになります。
Aさんとどのように接するべきか?とまた考えて、価値観が再決定するまで悩み続けます。
この状態になると、あなたは目の前の価値観だけに囚われていて、これまでのAさんの価値観が見えなくなっています。
この2つの例から分かることは、
あなた自身が情報で判断したり、他人の思いで判断したり、過去の価値観で判断しているということです。
ここまではお分かりでしょうか?
では、その結果あなたはどうなると思いますか?
…残念ながら、あなた自身がブレブレになっていて、価値観が変わりすぎていますよね。
なので、自分で何も決められない人生になっているのです。
価値観をつけるのに、何かの情報がないと決められないのです。
しかも、その価値観は自分ではなく他人が創り出した「偽の価値観」なので、
(1つ目の例で言うと、)iPhoneが手に入った時に、
本来の価値判断ができずに、本当は得られるはずだったもの(経験値など)を「偽の価値観」によって自分でダメにしています。
このように価値観とは、情報・知識・記憶・過去・感情などによって常に基準が変わっていくので不確かなものです。
さらに、この価値観で自分の感情を決めて、これらを自分だと思い込んでいます。
いつも、自分で決めている思っていませんでしたか?
実は、あなたの価値観は自分で決めたものではなかったのです。
あなたの価値観や感情は、常に周りの情報や人に左右され、コロコロ変わっているということをしっかりと認識しましょう。
今までの価値観の使い方は「今までの人生を変えない」「自分を変えない」価値観だったのです。
では、どうすれば自分を変えられるか?価値観の使い方を変えられるか?
それは、あなたの今の目的をはっきりと明確化することです。
そこから自分の価値観を判断してください。
真の価値観を発見したあなたはサクセスストーリーに一歩近づくはずです。
Writer: Rick