20代のリーダーとしての素質って?
人間は何かをするにあたって、
役割が決まっていないとモチベーションが低くなることがあります。
仕事でも同様です。
なので、チームの中での役割分担をすることは重要です。
2リーダーはチームの役割分担をすることが求められます。
が、ここで20代のほとんどの人なら
「リーダーシップを発揮しないと!」と考える人が多数だと思います。
リーダーシップというこの言葉…。
よく耳にしますが、みなさん間違った方法で発揮しているので、それを見ていると何だかもどかしい気持ちになります。
実はリーダーにリーダーシップは必要ありません。笑
リーダーシップと聞くと、どうしても、
「自分に任せてついて来い!」というようなイメージを持ちがちですが、
残念ながら、そんなものはリーダーシップではありません。
部下の気持ちを考えずに自分勝手に引っ張っていけば良いという訳ではないんですね。
もう一度言いますが、
世間一般で言われているようなリーダーシップというものは必要ないんです。
それは上の世代の人たちの話で、僕たち20代の世代にはもっと良い方法があります。
20代のリーダーの為に、あえて分かりやすくリーダーシップという言葉を使って説明するなら、
相手の強みに気づいたり、その強みをどう活かすか。
これが本当のリーダーシップです。
この点を意識して役割を決めることが大切です。
余談になりますが、
相手の強みに気付くという能力は女性が得意とするものです。
なので、女性がリーダーになることや運営に向いていないということはただの思い込みです。
日本では、男女問わず、女性が上に立つのは向いていないという意識を持っている人がいますが、
それは、全くのデタラメです。
家の中での環境を想像してもらうと分かりやすいですが、
家事や育児なんかは女性が役割分担能力を発揮しているケースが多いのではないでしょうか?
そう考えると、女性でもきちんとリーダーの資質はあると言えます。
見方を変えるだけでリーダーに対する意識が変わりませんか?
話を戻しますね。
これは男性にも女性にも当てはまる話ですが、
リーダーとしての能力にただ、気づいていないだけ、経験がないだけで、
「私にはできません!」
「難しいので、ちょっと…」
と言う人は少なくありません。
チームの中でリーダーを選ぶ必要がある時、
もしくは、あなたがリーダーで誰かをサブリーダーに任命したい時に、
上記のようなことを言われた場合、
「自分はどんなことができる?」
と相手に聞くと効果的です。
〇〇ができないから(分からないから)リーダーになれないという視点から、
〇〇ができるから(分かるから)リーダーにふさわしいという視点に切り替えてあげることで、
相手は、見方や感じ方、行動が変わっていきます。
リーダーとしてやっていけるという気持ちも高まります。
もう一度言いますが、
何ができないか(分からない)?を中心に考えるのではなく、
何ができるのか(分かるのか)?を中心に考えていくということが大切です。
もう1点、お伝えします。
自分がリーダーになると、年上の部下が出てくるケースがありますよね。
20代ならなおさらです。
気まずいと誰もが思うでしょう。
ですが、その場合の対策法はあります。
冒頭でお伝えした、
「役割が決まっていないとモチベーションが低くなる」
という部分から考えてみましょう。
…分かりましたか?
答えは、
役割を与えて、仕事を任せればいいんです。
その方に適任の仕事や役割を頼めば、イキイキと行動してくれますし、
自分の知らないことも教えてくれるので、情報の共有もバッチリです。
人間は役割を与えられると、
前向きになり、喜んで協力するものです。
あともう1つ大事なことは、
年上の部下を持った時は、
「経験が浅いので、力を貸してください。支えてください。」
と素直に謙虚に言うことです。
年上の部下には遠慮してしまいがちですが、
謙虚に伝えることで、心地よく協力してくれるはずです。
「遠慮するより謙虚に」は鉄則です。
同期や年下の部下の場合も同様に、
役割を与えて、任せることで、意識が変わります。
小さなプロジェクトのリーダーでも構いません。
責任感も生まれますし、
相手に分かるように伝えるにはどうすれば良いか?
ということを自然と考えるようになります。
これを続けていくことで、オフィスの雰囲気も変わりますし、
全員の意識も変わります。
任す方、任される方もはじめのうちは大変だと思いますが、
こうした日々の積み重ねによって、
リーダーやメンバーを含めたチーム全てが最高の状態になります。
あなたはすでに最高の20代のリーダーです!
ではまた。
Writer: RICK